六縁試策

六縁試策 | ″試してみて面白かったものを作る″

I2C分配アドレス変換基板

カテゴリー : 開発中・試案中 | 2019-07-29 | 11:27:00

I2C分配アドレス変換基板

名称
I2C分配アドレス変換基板
プロジェクト名
I2CADDR_CONV
公開日
2019年7月17日

説明

I2C分配アドレス変換基板画像

この基板は同じI2Cアドレスを持つデバイスを複数、同一バスに接続する際に使用するLTC4317を搭載したアドレス変換+分配基板です。

従来のバス分割用ICには、それぞれのバスを切り替える命令を送出するためのマイコンなどが必要でした。LTC4317は電源さえ供給されていれば、バス切り替え用マイコンなしで、1つのバスにつき固定抵抗3つだけでアドレス反転ビットを生成し、恒常的なアドレス変換が可能となります。

主に同じバス上に同じI2Cアドレスを持つデバイスを接続したり、1つのI2Cバスを2つや3つに分配する際に有用です。複数のデバイスを接続することを考慮し内部にプルアップ用抵抗のON・OFFを切り替えることができるDIPスイッチを設けていますので、自作基板のI2C通信の確認や複数接続した場合のテストにもご使用いただけます。

3つの抵抗で生成するアドレス反転ビットについては、簡単な計算機を用意しましたので、そちらをご利用ください。


製品情報

基板外形
横34.0mm x 縦34.0mm x 高さ7.0mm
参考価格
3,000円程度
対象
I2Cインターフェースに理解のある初級者~上級者
(アドレス変換ビット生成のために、ビット演算や論理演算の理解が必要です)
ユーザーによるハンダ付け
必要
ユーザーによる外部部品の調達
Qwiic接続ケーブル(4pin JSTコネクタ用ケーブル)
ピンヘッダ or ピンソケット(2.54mmピッチ - 4pin x 4 または 8pin x 2)
(ハンダメッキ仕様により、太いピンヘッダが通りにくくなっています。細いピンヘッダをお買い求めください)
I2Cアドレス反転ビット生成用固定抵抗 x 3 x 2か所(誤差±1%の金属皮膜抵抗を強く推奨)
同梱資料
なし

定格仕様

電源用電圧
2.25V - 5.5V (LTC4317に準ず)
信号用電圧
接続するI2Cデバイスに準ず
Qwiicコネクタ, Qwiicケーブル
最大接続延長[推奨値]: 0m - 1.0m程度
最大接続電流[推奨値]: 226mA (28AWGワイヤーの最大定格は約800mA - 1.4A)

回路図、データシート

  1. 回路図
  2. LTC4317データシート

基板参考画像

基板表面画像
▲基板表面

基板裏面画像
▲基板裏面

基板諸寸法画像
▲基板寸法

ピンマップ画像
▲基板ピンマップ

使用例画像
▲接続例:同じバス上に同じI2Cアドレスを持つデバイスを3つ接続する場合


▲実際の製造ボード


▲パッケージング
※内容物は基板のみとなります(ピンヘッダ等は付属されていません)


注意事項

  • Qwiic(Qwiic Connect System)については、SparkFunの紹介ページをご参照ください。
  • この製品には未実装部品があります。(I2Cアドレス変換用抵抗 x 3, 2か所)
    I2Cアドレス変換用抵抗が未実装の状態では製品本来の機能をご使用いただけません。
  • 製品にはI2Cアドレス変換用抵抗や、ピンヘッダ等は付属されていません
  • 製品出荷時には、DIPスイッチ表面に橙色半透明の洗浄用のシールが貼り付けられているものがありますが、剥がしてからご使用ください。
  • 極性のない表面実装部品(チップ抵抗やチップコンデンサなど)の実装方向は写真とは異なる可能性があります。
  • 小さな製品ですので、誤飲等を避けるためにお子様や認知障がいがある方の手の届く場所に保管しないようご注意ください。

アドレス反転ビット用抵抗算出用計算スクリプト(LTC431x XOR address calculator)

※こちらの計算機はjavascriptによって機能するものとなります。(InternetExplore不可。Chrome系、Firefox系のいずれかを使用してください。)

I2Cアドレス

0b 00100101
0b 01001010
0b 01101111

使用する抵抗の選択



算出値

N XOR 上位3ビット 下位4ビット Ra[Ω] Rb[Ω] Rc[Ω] Rtotal[Ω]