NTTの光回線(IPv4+PPPoE)が光回線じゃないレベルで遅くなっている現象について

2016年10月頃から、海外サーバーでのチャットを利用していろいろと遊んでいる。
米国時間の夜間は接続速度が遅くなり、チャットに少しラグがでることもあったけれど
そこまでひどくはなく、快適に遊ぶことができていました。

しかし、

2017年の2月頃から、米国時間の夜間ではなく、日本時間の夜間(19:00 – 23:00)に異常にラグが発生する現象が多発し、場合によっては更新時にタイムアウトになるなどひどい有様に。

当初は向こう側のサーバー環境を疑ったものの、同じく日本人のユーザーに聞いてみると
「そんな現象はおきてない。快適に使えてる。プロバイダじゃない?」とのこと。

たしかにスピードテストなんかここ最近していなかったし、もしかしたら
自分の環境(ルーターやPC側)の不調もあるかもしれないと考えて診断を開始。

自分の光回線はNTTの光回線(1Gbps)+ぷららIPv4PPPoEの標準的な環境で、

ipv4ppoe_osoi1.png

こんな感じ。
えっ なにこれアップロード速度ヤバない!?


結論を書くと、現在NTTの光回線の契約者が激増していて
日本の大手プロバイダからのIPv4+PPPoEだと夜間は滅茶苦茶遅くなっている
様子。

一番わかりやすいのは、ぷららのトラフィックモニター
顕著に日本時間の夜間(19:00 – 23:00)に混雑している様子が見て取れる。

ちなみにこのゴールデンタイム以外のスピードはどんなものかというと、

ipv4pppoe_hayai.png

こんなかんじ。

遅いときは、

ipv4pppoe_osoi2.png

こんなかんじ。

プロバイダがぷららじゃなくても、大手(OCN, BIGLOBE, Nifty, So-net, DTI etc…)
だいたいこんな感じのトラフィック量になっている。
だからIPv4+PPPoEでネット接続している限り、ほとんどどのプロバイダに変更しても関係ない。
(遅くなる理由としては、IPv4+PPPoEではネットワーク通信を行う際にいちいちプロバイダーの終端装置に対して接続認証を行っていて、その終端装置にはもちろん限界があって、限界に達すると待ちが発生して、通信が滞る。滞っているだけで止まっているわけではないので、いずれ解消されるものの、自分→終端装置→相手→自分という流れでみると相手からの返答までに非常に時間がかかるからです。)

この時間に混雑する理由としては、

  1. 16時頃に帰宅したキッズ達がおうちに帰って現実逃避を始める
  2. 18時頃に退社した勤め人が電車に乗って帰路につく
  3. 大多数の勤め人19時頃に家に到着し、現実逃避を始める
  4. キッズ達や勤め人は23時頃に明日に備えて就寝し始める

だいたいこんな感じだと思う。

ではなぜ今頃になって、各社のトラフィックが激増してしまったのか?

それはプロバイダによる光コラボの開始新生活環境での光回線契約

コンボの影響が大きい。

そして最近はネットワークに接続するゲーム機が増え、Youtube等を一般人が

見る機会も増えたこともあり、

光回線契約数増える→夜間にネット接続する人が増える→特定の時間だけめっちゃ遅くなる

という現象が発生している。

今後、ゲーム機のネットワーク接続の影響でキッズ達が大型連休に入る

常軌を逸したネットワークトラフィックになることが容易に想像できる。

なので、情報弱者にならないためにIPv6/IPoEの勉強をいまのうちにしておきましょう。

IPv6/IPoEではPPPoEのような終端装置への鬱陶しい認証要求がないので

ネットワークが認証要求の混雑で滞ることはありません。

(ただしポート開放とかできないんで(NAPT)、P2PとかPS4とか自宅サーバーとかやってるひとは注意したほうがいい)

IPv6にもPPPoEのサービスがありますが、一時的に遅い現象を回避できたとしても
いずれ同じような現象に陥るかと思います。

私はつい先日、夜間のブログの更新もままならないような糞回線に見切りをつけ
IPv6/IPoE環境へと移行完了しました!!

夏休み頃のIPv4+PPPoE界隈のキッズの阿鼻叫喚が今から楽しみです!


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