個人がオリジナル基板を売って生活していくことは可能なのか計算

欧米ではKickstarter等の影響で、個人が物を作って多数の個人に出資してもらうという良い場が出来上がっていますが
日本のクラウドファンディングはまだまだですね。「アナタの夢をサポートしたい」などと抜かしつつ
キャンペーンに対する手数料が、「集まった資金の15%以上(だいたい20%)」
とにかくお金を貪りたいという欲にまみれた思想が隠し切れず表に出てきています。出資者もこれには思わず苦笑い。
せっかく「脳みそが良い方向にハッスルしてしまっている人」が多い国なのに・・・。すごく勿体ないですね。


以前の記事にも書いている通り、近年は省電力でパワーもあり、位置制御も(やろうと思えば)可能な
ブラシレスモーターの将来性が多くの方に注目されていて、それと同じぐらい扱いに困っている方が多いようです。
実際このブログの1か月のPVのうち、25%くらいがブラシレスモーターの記事のもので(残りはほぼL6470関連)、
前に書いた回路図入りの記事を3時間以上も凝視しているツワモノもいます。(開きっぱなしで離席しただけだと思うけど・・・)
そんな中、ブラシレスDCモーターの駆動基板(ラジコンとかのESCじゃないやつ)を個人相手に売っている店も少なく
7-15V駆動のマイコン非搭載基板を起こして売れば商機になるのかなぁ・・・と妄想しています。
部品代やらなんやら含めると1枚あたり6000円くらいになりそうで怖いですが、高専とかハイアマチュアな人達に
ウケることを願って・・・。
motor_device_org.png
続きは、ブログタイトルの通り、オリジナル基板で独立ができるか試算。


いまざっと1か月あたり必要なお金(家賃、インフラ、食費など全部)を計算してみると、123,000円ぐらい。
収入が1年間ゼロと仮定して、出ていくお金は単純計算で1,476,000円+α
おぉ・・・貯金を切り崩せば収入ナシでも何年かは生きていけるものなんだなぁ・・ww
前述のオリジナル基板などを作成して売るにあたって、それだけで生活をしたいのであれば
単純に月当たり123,000円+基板作成費用+配送料+自分の人件費+税金の分を売らなければならない。
基板作成費用1枚あたりX円、税金(X*1.10)、配送料400円、他もろもろを500円かかるとすると
一枚売った時の売り上げは「1.10X – 900(円)」になる。
また、私一人の人件費も必要なので、最低賃金900円*8時間で日当たり7,200円。
つまり、一日の売上個数をYとすると、一日の売り上げは(1.10X – 900)Y – 7,200になる?
また、月当たり123,000円を出さなければならないので、実働20日とすると(1.10X – 900)Y – 7,200 > 6,150
もっと単純化すると(1.10X – 900)Y > 13,350となる。(算数苦手なんだよなぁ・・・あってるかな)
そして、この式から
「何円で基板を売れば、1日あたり何個以上売らなければならないか」
を導くと、以下のようになる。
keisan1_kibanorg.png
(クリックで拡大表示)
少なく見積もっても、7,200円以下の設定では1日あたり2個以上は売らないとゼロベースにも乗らず、
1日あたり1個にあわせるとすると、13,200円の強気の価格設定で売らなければならない。
マイコン非搭載のブラシレスモーターの実験回路に13,200円以上を払う勇者様御一行が20営業日連続で訪れてくれて
やっとゼロベース・・・。これではちょっとした不良や休業が命取りになりかねない。
また、売り上げた後の税金や他製品の開発の費用のことを考えると・・・・まぁ・・・そういうことだよね。
ストロベリーリナックスとか、スイッチサイエンスはほんとよく頑張ってるよ。スゴイ。
結論としては、「個人がオリジナル基板を売って生活していくことはおそらく可能だが、最低限の生活ができるだけで、他のことが何もできなくなる可能性が高い」です。
副業となると時間がかかりすぎるし、本業にするにしてはリスクがでかすぎる。
やはりプログラムやゲームアプリのような無形資産を作って売るのが一番良いという結論になるけれど・・・。
なんか面白くないなぁ・・・この世の中は。
※専門家じゃないんで、上記情報の用語が適切かどうかは微妙です。
※計算とかそういうの間違ってたり、なんかアドバイスとかあるならコメントください。


コメントを残す